小さな女の子の夢
今朝夢をみました。
私には大学生になる息子と娘がいるのですが、まだ小さな子供だった頃の夢です。
息子と娘を連れて職場の温泉旅行に来ています。
温泉に入った所ですぐに仲の良い職場の一人に呼び出され、お風呂の外側にある庭を歩きながら彼女の悩みを聞くことになります。
内容は覚えていませんが、どの位時間が経過したのでしょうか。
ふと、子供達の事が心配になりました。
急いでお風呂に戻ります。
まず友達と遊んでる息子を見つけて安心しました。次に娘の姿を探します。
良かった!いました!
しかし、そこには離れる前と同じ場所でただひたすら私の姿を探して立ちつくしている娘の姿がありました。
その悲しくて辛い表情を見た途端に心が張り裂けそうになりました。
「あぁ、、本当にごめん!一人にさせちゃって、寂しかったよね。怖かったよね。」と声をかけた所で目が覚めました。
目が覚めても感情が高ぶって涙が止まりませんでした。
そこから次から次へと頭の中に考えが浮かんで来て色んな事が明らかになっていきます。
娘は大事な場面で思考が停止してしまう癖があります。どうしてそうなるのか聞くと、「どこからか言い知れぬ恐怖が沸き起こってきて何も考えられなくなる」と言います。
その原因はこれだ!と思いました。彼女が小さい頃に私は離婚して昼夜働いていました。実家だったので母はいましたが、本当に寂しく恐怖の時間を過ごしていたのだと思います。
そして、それが分かった次の瞬間、その小さな女の子は私になりました。
両親が共働きだった為、いつも一人で留守番をしていました。私は夕立が大嫌いで、雷がなっている間ずっと飼っていた九官鳥と一緒に布団に潜り込み震えていました。
その時の場面が出てきました。
あぁ、強がりの私は親にそんな事は言えずに一人辛い思いをしていたんだ、と。
そして次の瞬間、その小さな女の子は私の母になりました。
母は小さい頃パニック障害があり、両親がいない学校では具合が悪くなる事がよくあったそうです。学校の帰り道にも具合が悪くなり近くで野良作業をしている大人によく助けを求めたそうです。
その学校の帰り道に助けを求めてる母の姿が浮かんできました。
私の頭の中で、この娘でもあり私でもあり母でもある小さな女の子に「あなたはここにいる!分かってるよ!あなたの全てを受け入れるよ!」と言い、抱きしめました。
すると彼女は少し笑った気がしました。
大丈夫だよね!きっと彼女は解放されたよね!と自分に言い聞かせましたが確信までは持てませんでした。
その後大学生になる娘が起きてきました。
開口一番「小さな女の子と遊んだ夢を見たんだー」と言いました。
えっ!もしや!と思い、どんな子か聞くと髪型から年の頃からまさに私の夢に出てきた女の子に間違いありませんでした。
その小さな女の子はずっとキャッキャと声を出して笑っていたそうです。
娘が自転車に乗って通りかかると「私は小さいから前のカゴに乗れるよ」と言ってきたので、カゴに乗せて色んな場所を二人で旅したそうです。
私が「小さな女の子から何て呼ばれてたの?」と聞くと「私のことママって呼んでた」と言いました。
そして「最高に楽しかったー!」と。
もう感動しかありません!!
貴重な体験をありがとう!と心の中で叫びました。
一番始めにブログに転載した『真の思いやり』から自分を無条件に認めるとありましたが、まさにこの事だと思いました。
その後、その女の子を想像すると光を纏い輝いて見えます。